咽頭結膜熱は夏に流行する病気です。これは夏に、学童の間で流行したのでプール熱と呼ばれています 。しかし、夏以外にも見られますし、プールに入らなくてもうつります。
原因はアデノウイルスという風邪のウイルスです。同じウイルスなのに、咽頭結膜熱を起こす人もいれば、かぜで済む人もいます。しかし、アデノウイルスに感染すると、高熱が続く人が多いので、気を付けましょう。
■症状
39〜40度の高熱が4〜5日続き、のどの痛み、目の充血(結膜炎)があれば、咽頭結膜熱と呼びます。
頭痛、腹痛、下痢などが合併することがあります。
結膜炎がない場合はアデノウイルス感染症といいます。
■家庭で気を付けること
■こんな時はもう一度受診を
■保育所、幼稚園、学校
プール熱の場合は、学校伝染病です。熱が下がって2日後、他の症状もなく、元気がよくなってから行きましょう。